≪受講のきっかけ≫ 　看護師として他者の爪切りを行う機会が多くある中で、巻爪や肥厚爪以外の足のトラブルも「介護予防」にとって重要であると認識するようになりました。 しかし、現場では実際的なケアを根拠をもって出来る人は皆無で あったので、学びと技術の習得を求めて受講しました。 ≪受講の感想≫ 　とにかく楽しく学ばせて戴きました。実技重視の講習内容が私が求めていたものであったことは言うまでもありませんが、私にとって一番知りたい・身につけたいと思っている事柄を、根気強く何度でも教えてくださいました。 　また秋本先生はとても優しく気さくな方で、どんな小さな疑問や感想も言葉にしやすく、リラックスして受講することができました。 　さらに山本代表理事は、クレドの扱いに躊躇する私の手をとって、クレドの角度や力の入れ具合も教えてくださいましたので、その後は自信をもって施術にあたることがでました。ありがとうございました。 　 沢山の学びがあった中で、一番印象的だったことは「テーピング」でした。その効果や重要性を知ってはいても、実際に学ぶ機会がなかったために踏み込めずにいた領域でしたが、開帳足であったモデルの足部が、テーピングをした直後から温かくなり、歩容さえも変化した様子は忘れられません。 　人間も動物である以上、自力での移動が生命体の維持のために重要であると私は考えていますが、長年の癖や間違った筋肉の使い方を矯正し、一日でも長く自力歩行をする手段としてのテーピングの可能性を感じました。 　当初はトラブルを抱えた爪も含めての爪切りの実際と、具体的な角質ケアを学べたらいいなと思って受講しましたが、「フットケア」の名目に恥じない実りある講習内容で非常に満足しています。 ≪将来の目標≫ 　まずは、日々の業務の中で、より正確・迅速に爪切りが出来るようになること。将来的には、足のトラブルで悩む人々のちいさな灯りとなるべく、サロン経営ができたらいいなーと思っています。 ≪こんな方にお勧め≫ 「歩行」に関わる業務についている医療従事者全員が、知っているべき内容だと思いました。また、爪切り業務に携わる介護士のみなさまにも「ホームフットケアコース」をおすすめしたいと思います。